声優が表舞台に露出する機会が増えてきた昨今。
筆者(ギリギリ昭和生まれ)が声優を好きになった小学生の頃は、今みたいに声優が雑誌・テレビ・舞台・ラジオ等のメディアに出てくることはほとんどありませんでしたし、見かけたこともありませんでした。
たまーにキャラクターソングを歌う声優を見た程度でした。すごく新鮮だったことを覚えています。
今じゃ普通ですよね、声優が顔出しするなんて。
写真集やグラビアまであるくらいですから。
ひと昔前に比べて、いろんな意味で寛大になってきました。
活躍の場が多方面に増えてきた声優という職業ですが、知る人ぞ知る活動のフィールドをご存知でしょうか?
心して読み進めることをオススメします。
ちなみに、18歳以上の人推奨です。
なぜならば、アダルトなアレだからです。
ショックな内容がいろいろとあります。
知らぬが仏、という言葉もありますし自己責任でお願いします。
覚 悟 は で き て い ま す ね ?
“裏名”という源氏名が存在する!
源氏名とは、風俗店で働く女性が使う通称です。
一般作品向けに出演している声優が18禁ものの作品に出演する時に利用する芸名です。
実は、ほとんどの声優がこの裏名を持っています。
「え!私の好きな声優も、もしかして裏名を持っているの…?
アダルトな作品に出演しているの…?」
きっとその予感は当たっています。
男性声優の場合、主にBL作品(男性同士の恋愛)に出演する時にこの裏名を使います。
女性声優の場合も裏名は当たり前のように使います。
なぜかと言うと、女性の場合は。
本人のイメージと、やっぱり女性ですので卑猥な声を出すことに抵抗もあるでしょうし気恥ずかしさから必ず使われるようです。
あとは、18歳以下のアニメ作品を見ているちびっこ達にショックを与えないように…という配慮でしょうか。
ちびっこ達は夢や希望を抱いてアニメを観ますからね。
なかなかアンダーグラウンドな世界です。
なぜ、人気声優がこんな仕事を?
では、なぜ名前の知られている声優が18禁作品に出演しているのでしょうか。
いろいろな事情が絡んでいるとは思いますが、女性声優の場合、演技が上手くなるし仕事の振り幅(吹き替え関係など)が広がるそうな。
(有名になったら黒歴史に変わるそうですが…)
きっと、演技の上達のために有名で売れっ子声優に活躍の場面を与えているのだと思います。
BL作品を例に挙げてみると、ほとんどが名前の売れている男性声優が出演しています。
普段、見ている作品では絶対に聴くことのできない性的な声を出すので演技の勉強になるのかもしれません。
裏名がない声優もいる!
男性声優・女性声優のほとんどが18禁作品に出演する時に裏名を使うのに対して、中には普通の声優名で出演している人もいます。
しかも、結構ベテラン揃いなんです!
普通のアニメ作品と、18禁作品の名前の棲み分けをしていないことに対して賛否両論はありますが筆者はプロ根性があるな~と感心しました。
(実際に聴いてみると、さすがベテラン。神がかってます。)
http://news.mynavi.jp/articles/2012/05/30/ogata/
緒方 恵美さん
https://matome.naver.jp/odai/2145163323417480601/2145163874726191203
山口 勝平さん
http://hatenablog.com/g/11696248318753648353
緑川 光さん
https://www.voice-style.jp/archives/8703/10%E4%B8%80%E6%9D%A1-%E5%92%8C%E7%9F%A2
一条 和矢さん
(個人的には一条さんの渋い大人の男の色香が漂う声がめちゃくちゃ好きです)
裏名を知ってしまったあなたへ…
マナーとしては、知ってしまったら黙っておいてください。
お友達にもくれぐれも教えないように、個人的に楽しむようにしてください。
ファンの間では「生き別れた兄弟・姉妹なのかもしれない説」という、暗黙の了解があるようです。
要は、声優やそのファンに配慮をして察するということですね。
どれだけ声が似ていても、絶対に間違えるような声じゃないとしても知らんぷりをしてください。
もし「この喘ぎ声、〇〇じゃない?めっちゃ似てる!」と耳に聞こえてきても、「違うでしょ、〇〇の生き別れの兄弟じゃない?」か「いやいや、最近声真似をする人が増えてきてるし他人の空似でしょ」と優しい笑みで言ってあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
改めて声優の仕事って相当苦労があるんだろうな…と思いました。
いち声優ファンとしては、ライトなアニメ作品も18禁の作品も好きですね。
どちらもプロとしての気合いと演技力を感じるので。
ですが、こういうデリケートな部分には、あまり触れないでおくことにします。
そっと事情を察して自分の心に留めておきましょうね、みなさん。