日高のり子の若い頃はアイドルで苦労人！南ちゃんはあの三ツ矢雄二さんから怒られていた？！

癒され声の人気の日髙のり子さん。声優になる前の仕事で大惨事。。。

とある一言がきっかけで声優・日髙のり子が誕生しました。

若い頃のエピソードを交えながら紹介したいと思います。

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日髙のり子さん

出典：http://seigura.com/senior/road/20131119_124/1.html

日髙のり子	ひだか　のりこ
愛称	ノン子
生年月日	1962年5月31日
血液型	AB型
身長	157cm
出身地	東京都千代田区九段
事務所	コンビネーション

大人気作品『タッチ』の朝倉南役で一躍有名になりました。「朝倉南の声の人」と言えばほとんどの人がわかるほどです。

その他の作品でも、有名なキャラクターを多く担当しています。

『らんま1/2』ではヒロインの天道あかね、『ふしぎの海のナディア』ではジャン・ロック・ラルティーグ、『炎の闘球児ドッジ弾平』では主人公一撃弾平、『となりのトトロ』では草壁サツキなど、一度は目にしたことがある作品ではないでしょうか？

アイドル時代の苦労。。。

子役として活躍していた日髙さんは1980年にアイドルデビューします。

出典：http://ryul.mobi/tblog/?p=810

若い頃の写真を見ても今のアイドルと引けをとらない可愛さですね！！

そのアイドル時代になんと『熊と一緒に温泉に入る』という、芸人顔負けな体当たりなロケをしました。

恐る恐る入浴した時に、熊が突然日髙さんの髪の毛に噛み付くアクシデントが発生！

命からがら逃げ出し難を逃れ、ディレクターに文句を言ったとエッセイで綴っています。
（日髙さんに文句を言われたディレクターは「自分が入って大丈夫ならもう一回」と自ら温泉に入り腕を噛まれたそうです。。。）

今ではアイドルが命がけでロケをするとか考えられないですね〜。そういう時代だったんですね。。。

その他では、ラジオの本番中に部屋を真っ暗にされ共演者の笑福亭鶴光さんやスタッフが誰一人いなくなり、怖くて泣いているところを全国放送されるなどのイタズラをされています。。。

転機！リスナーからの投稿

出典：https://www.amazon.co.jp/超時空騎団サザンクロス-DVD-PERFECT-COLLECTION-富沢美智恵/dp/B00005HM50

そんなイタズラにも我慢して仕事を続けていましたが、なかなかブレイクできず、両親から普通の会社に就職することを奨められます。

ある時、担当していたラジオでリスナーの投稿で転機を向かえます。

「声に特徴があるので声優に向いているのでは」

この投稿がきっかけで声優を意識するようになりました。

その後『超時空騎団サザンクロス』で声優デビューします。

しかし、声優の仕事も演技力が上がるまで厳しい道程でした。

「下手くそ！もっと僕のことを好きになってよ！」

演技経験が少ないまま声優業界に入ったため、演技力の無さに酷評されることも多かったとか。

しかし、スタッフが気を使い日髙さんに伝えなかったので本人は「下手だ」という認識は無かったらしいです。

『タッチ』の朝倉南に抜擢されたのは、「声質が朝倉南のイメージに近かったこと」と「喋り方が声優ぽくなかったこと」だそう。

他の共演者のセリフはスムーズに進行するけれど、自分の出番が来るとフィルムが止まり音響監督などが話し込む様子が度々ありました。

出典：http://koimaga.jp/world_love_quotes/love_quotes_collection/cool_men/tatsuya_uesugi.html

毎回厳しい演技指導を受ける姿を見て、業を煮やした共演者の上杉達也役の三ツ矢雄二さんから

「下手くそ！もっと僕を好きになってよ！」

と、叱責されました。

これをきっかけに、日髙さんは自分の演技で周囲にどれだけ迷惑をかけているのか実感するようになりました。

この厳しい環境により、日髙さんの演技はメキメキと成長したようです。

2017年に行われたgooランキング『その声に惚れたッ！好きな女性声優ランキング』では、若手人気声優を抑えて堂々の2位を獲得しました。

若い頃「敵わないと思っていた」と言っていた島本須美さんは第4位。

先輩の島本須美さんにオーディションの最終選考で敗れることが多く「オーディションで会うと諦めていた」と言います。

それが今や、肩を並べるくらいの人気声優になりました！喜ばしい限りです！

母になって声が変わった？！

出産前は大人の役をやっていても「声が若い」と言われていた日髙さんですが、96年に出産して声が少し変わったようです。

日髙さん曰く、

おそらく声の高さではなくて、心が変わると声の聞こえ方が変わってくるんだと思います。心と声って直結しているところがありますから。子供を見つめる慈愛の心というか、母性みたいなものが自分の中で生まれて、それが良い形でセリフに乗るようになりました。
引用：http://seigura.com/senior/road/20131119_124/3.html

と、声優道で語っていました。