出展:[放談主義~映画と音楽のブログ~]
アメリカ合衆国のホラー映画である『エスター』は、日本で2009年公開された映画です。
原題は『Orphan』で「孤児」という意味の通り、エスターという孤児の少女がもたらすストーリーとなっています。
エスター役のイザベル・ファーマンは当時11歳ですが、見事に演じきっています。
イザベル・ファーマンと、マックス役のアリアーナ・エンジニアも美少女子役として有名です。
その他キャストには、『ディパーテッド』『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガや、『ニュースの天才』で注目を浴びたピーター・サースガード。
製作スタッフには、あのレオナルド・ディカプリオも携わっています。
精神的なホラー体験をしたい方にはお勧めの作品です。
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あらすじ
ケイト・コールマンとその夫のジョンには、かつて3人目の子供を流産していた。
ケイトはその苦しみからアルコール依存症になり、ピアノ講師の仕事も退職している。
彼らはその苦しみを癒すために、孤児院から養子を引き取ることを考え始める。
許可が下りて早速、孤児院へ向かったケイトとジョンは、そこでエスターという9歳の少女と出会う。
エスターは他の子供たちと一緒に遊ばず、1人で絵を描いて過ごしていた。
一風変わったエスターを、ケイトとジョンは気に入り、養子として引き取ることを決意する。
エスターは少々変わってはいるが、年齢の割にしっかりしていて落ち着いており、ケイトは自分と似ていると親近感を覚える。
エスターは難聴であるマックスのために、すぐに手話を覚えて仲良くなる。
家族が増え、夫婦にもようやく幸せな時間が訪れるような兆しが見えた。
しかし、共に生活する中で、ケイトはエスターの不可解な行動が目につくようになってしまう。
常に手首や首にリボンを着けていたり、入浴の際は必ず入り口を施錠したり、学校の友達に聖書を奪われて発狂したりするなど、次第にエスターの謎な習慣や行動が垣間見れ、不安な気持ちになってしまうケイト。
少しずつ本性を露にするエスターの行動は、自分の欲と共にどんどんエスカレートしていく・・・。
キャスト
ケイト・コールマン:ヴェラ・ファーミガ(八十川真由野)
出展:[PandPbyPPP]
ジョンの妻で、ダニエルとマックスの母。
3人目の子供を流産したことがトラウマとなっており、悪夢に苦しめられている。
流産が切欠でアルコール依存症を患い、現在はアルコールを完全に絶っているが、セラピストとのカウンセリングは継続して通っている。
アルコール依存症を患った際にピアノ講師の仕事は退職しており、姑との関係もぎくしゃくしてしまっている。
孤児院から引き取ったエスターと心を交わそうとするが、ある日を境にエスターに不信感を抱き、彼女の身辺を調べ始める。
ジョン・コールマン:ピーター・サースガード(佐久田修)
出展:[(中二のための)映画の見方]
ケイトの夫。
精神が不安定になったケイトを立ち直らせるために、養子を迎えることを提案する。
エスターに初めて出会ったとき、ケイトに「(エスターと)似ている」と言っている。
年頃で反抗的なダニエルに対しては叱咤することもあるが、マックスやエスターなどには甘い様子が伺える。
ダニエル・コールマン:ジミー・ベネット(津々見沙月)
出展:[ポンコツ*ユートピア]
コールマン夫妻の息子。
家族の注目を集めるエスターをあまり快く思っておらず、エスターに対して何かと意地悪な発言をする。
ある日、エアガンで遊んでいる際に好奇心で鳥を的に射撃し、瀕死の状態にさせてしまう。
その一部始終をエスターとマックスに見られており、エスターは驚きの行動を取る。
その件からダニエルはエスターに対して不信感と恐怖心を持つようになる。
マックス・コールマン:アリアーナ・エンジニア
出展:[ガールズちゃんねる]
コールマン夫妻の娘。
難聴のため補聴器を使用しており、会話は全て手話で行っている。
エスターと仲良くなり、彼女を姉のように慕うようになる。
しかし、ある時からその関係が急展開し、マックスは精神的に追い詰められることになってしまう。
エスター:イザベル・ファーマン(矢島晶子)
出展:[IN印]
コールマン夫妻が孤児院から引き取った9歳の少女。
頭がよく、音楽や絵を描くことが得意という芸術肌な美少女。
少々変わっているが、年齢の割に大人であると周囲の大人たちは口を揃える。
孤児院のシスターは、エスターを「お姫様」と表現しているように、時代に沿わない趣向のワンピースを着たり、首と両手首には常にリボンを巻いている。
当初は好印象のエスターであったが、次第に問題行動が目に付くようになっていく。
大声で叫んだり、歯医者を嫌ったり、入浴時は常に浴室に施錠するなど、謎めいた部分を持ってケイトから不信感を持たれる。
だんだんと本性を露にするエスターには、驚くべき真実が隠されていた。
シスター・アビゲイル:CCH・パウンダー(磯辺万沙子)
出展:[浪速のゾンビマンここに眠る・・・]
エスターがいた孤児院のシスター。
その後の経過の確認でケイトへ電話をした際に、エスターの問題行動について知る。
エスターを調べて発覚した結果をコールマン宅へ報告しに行くのだが、エスターは「連れ戻される」と勘違いする。
そしてシスターは思わぬ出来事に遭遇してしまう。
スタッフ
出展:[我想一個人映画美的女人blog]
監督:ジャウム・コレット=セラ
製作:ジョエル・シルバー、スーザン・ダウニー、ジェニファー・デイヴィソン・キローラン、レオナルド・ディカプリオ
製作総指揮:スティーヴ・リチャーズ、ドン・カーモディ、マイケル・アイルランド
共同製作:リチャード・ミリッシュ、デイビッド・バレット、エリック・オルセン
原案:アレックス・メイス
脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン
感想
出展:[ORPHAN]
コールマン夫婦の家庭内事情は、少しナイーブであるし複雑な面があります。
そんな一家に更に不幸な出来事が起こってしまうという救いようの無さが、とても怖い作品でした。
ジョンは最後の最後まで何にも気づかないのでイライラさせますが、これもさすがと言って良いと思います。(笑)
うーん、というシーンもありましたが、こういったストーリーがお好きな方にはお勧めしたい作品です。
ジワジワと攻めてくるエスターの問題行動に、ハラハラしてしまいました。
エスターの過去に衝撃の真実が隠されているのですが、本性が発覚するシーンは背筋が凍ります。
出展:[まとめNEVER]
なんと言っても、エスター約のイザベル・ファーマンの美少女さに目が奪われてしまいました。
フリフリのワンピースを着ているのですが、それがとても良く似合っています。
演技力も「本当に子供なのか!?」と思うほど、素晴らしかったと思います。
彼女は当時11歳だそうで、大人顔負けの演技力と安定感に脱帽しました。
また、マックス役のアリアーナ・エンジニアも美少女子役として有名なようです。
くるくるなブロンドヘアーと、大きな瞳がまるでお人形のようです。
彼女は実際に耳に障害を持っているそうで、手話と読唇術が得意なのだそうですよ。
本作品はホラー映画ですが、可愛らしい子役たちが頑張っている様子が、なんだか微笑ましかったです。
ハラハラドキドキしたい方、人間のマイナスな感情から巻き起こる恐怖体験をしたい方には、お勧めの作品です。
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