出典:https://www.iitxs.com/culture/7719
往年(1989年〜)製作されたアメコミシの《バットマン》シリーズが「メメント」、「インターステラー」のクリストファー・ノーランが監督している3部作の1作目です。(以降、「ダークナイト」。「ダークナイトライジング」と続く3部作の1作目になります。)
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あらすじ
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/バットマン+ビギンズ/321232/photo/
少年時代に両親を殺されたブルース・ウェインは復讐を誓って成長するが、肝心の犯人は殺されてしまい、彼は行き場のない怒りに苛まれます。謎めいた「影の軍団」から戦闘技術を学んだブルースは、ゴッサムシティで亡き父の会社を継承。昼は大会社の社長、夜はバットマンに変身して悪と戦うようになります。
若きバットマン役、クリスチャン・ベールを、錚々たる名優陣が囲む充実のキャスティングしています。
渡辺謙も短い登場シーンながら怪しげな存在感も見所のひとつです。
主人公ブルース・ウェインがバットマンになるまでに焦点があてられています。
前シリーズの様な悪役設定の軽さを一切排除し、ダークさとリアルさを追求しています。
例を挙げれば従来のバットモービル、バットスーツ、そしてドラマもスタイリッシュに昇華し“大人の鑑賞に十分たえられる仕様”になっています。
また、端役ではありますが、俳優の渡辺謙が出演していることも、当時は話題になりました。
キャスト
脇を固める、執事のアルフレッド役にマイケル・ケイン、開発者のフォックス役にモーガンフリーマン、バットマンに協力するゴートン刑事役にゲイリー・オールドマンなど、名優ぞろいです。端役の演技も見所の一つです。
ブルース/バットマン…クリスチャン・ベール
出典:https://ginpeichan.exblog.jp/2225017/
アルフレッド…マイケル・ケイン
出典:http://blog.livedoor.jp/hirocks1967/archives/1720127.html
デュカード…リアム・ソーニン
出典:https://renote.jp/articles/8717/page/2
レイチェル…ケイティ・ホームズ
出典:https://renote.jp/articles/8717
フォックス…モーガンフリーマン
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10165098620
ゴートン刑事…ゲイリー・オールドマン
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/ym_pengin/54666792.html
ラーズ・アル・クール…渡辺謙
出典:https://renote.jp/articles/8717/page/2
スタッフ
監督…クリストファー・ノーラン
出典:https://www.cinematoday.jp/news/N0008988
脚本…クリストファーノーラン/デヴィット・S・ゴイヤー
製作…ラリー・J・フランコ
製作総指揮…ベンジャミン・メルニカー
音楽…ハンス・ジマー
撮影…ウォーリー・フィスター
編集…リー・スミス
配給…ワーナー・ブラザーズ
感想
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/バットマン+ビギンズ/321232/
私がこの映画を見たのは、次作「ダークナイト」を観た後である。
あまりにもスタイリッシュ且つ壮大な構成にすっかりやられてしまい、それまで1作目である本作をスルーしてきたことに後悔してしまったほどです。
これまで見てきたバットマン要素を構成しているのは、ティムバートン監督の「バットマン」(ジャック・ニコルソンが出演している作品)、アメリカで制作しているカトゥーンのシリーズなどです。そこから読み取れる“バットマン”の要素は以下の通りです。
《金持ちの主人公》…正義のために金を厭いません。
《アルフレッド(執事)》…ブルースに寄り添い、ジョークも忘れていません。
《個性的な悪役》…ジョーカー、ペンギン、スケアクロウ、トゥーフェイスなどなど、個性的(キャラ立ちすぎる)悪役たちが特徴です。
出典:http://qmamovie.blog.shinobi.jp/Entry/150/
前田有一は自身の映画批評ブログでこう称しています。
DCコミックス不滅の人気キャラクター、バットマンを映画化したシリーズ最新作。監督は時系列を逆にした異色作「メメント」のクリストファー・ノーラン。渡辺謙が出演しているのも話題だ。
本作はシリーズパート1よりさらにさかのぼった時代を描いたもので、目の前で両親を殺された若き主人公が、ヒマラヤへの一人旅で心身ともに成長、特殊能力も修行の末に獲得し、やがてバットマンとしてゴッサムシティを守るようになるまでの話である。バットマンはスーパーマンやスパイダーマンと違い、超能力を持たないただの生身の人間であるが、彼がそれでもなぜ強いのか、その秘密が明らかになる。このあたり、へぇ~の連続である。
最初に言っておくと、本作はシリーズ中では最も面白く、そしてカッコいい。このバットマン誕生編は、予想外のすばらしい出来映えであった。
「バットマン」を一言で言えば、金持ちの癖に(?)善人の男が、正義のヒーローを演じる話だ。そして、この男の金遣いの荒さが桁外れで、見ていて実に気持ちがいい。たとえば、連れの女がみっともない態度をとってレストランで注意されるシーンがある。彼は、女性の名誉を救うために小切手を切って店員に渡す。金をやるから不問にしろ、というのではない。ホテルごと買うから好きにさせてやれというのである。素敵すぎる。
執事とのかけあいの面白さも健在で、このシリーズの魅力を十分に理解した監督による作品だと言うことがこれでわかる。
出典:超映画批評
以上の要素を盛り込みつつ、現代の雰囲気を纏わせるノーラン監督の手腕は見事と言わざるを得ません…。
3部作全てに共通することなのですが、事件がリアルで観ていて背筋が凍ることもしばしばあります。
(それは、次作「ダークナイト」を観ればより分かってもらえると思います。不謹慎ではありますが、このシリーズがスタイリッシュ過ぎて、不思議な(不幸な)事件が起こるほどなのです。)
正義とは、そして自警として戦うバットマンの意義にも触れる、緻密な野心作です。
そして、この作品を観たら、必ず「ダークナイト」も観て下さい。
1作目を遥かに凌駕する最高傑作ですので。
最後までお付合いいただきありがとうございました。
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