ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作による２０１３年公開の「アナと雪の女王」。第８６回アカデミー賞長編アニメーション部門、主題歌賞を受賞しており、日本でも興行収入２５０億円を突破するなど「アナ雪」の愛称で親しまれている大ヒット作品です。この作品の魅力を、個性的なキャラクターだけでなく、ミュージカル映画ならではの魅力も含めてつづっていきたいと思います！
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あらすじ
生まれながらにして雪や氷を操る魔法の力を持っていたアレンデール王国の女王エルサとその妹アナ。二人が仲良く雪で遊んでいた時、エルサははしゃぎすぎたアナを助けようとして魔法を使ったところ、コントロールできずアナに当ててしまいます。トロールの長老のおかげで命は助かったものの、代償としてアナはエルサと遊んだ楽しい記憶はそのままに、魔法の力に関する記憶のすべてを失ってしまいました。それからというもの、エルサの両親は増していく力をエルサがコントロールできるようになるまで、なるべく人目につかないようお城の窓や扉をすべて閉鎖してしまいます。大好きな姉エルサを誘っても断られるためお城の中で一人、遊ぶアナ。魔法の力をコントロールできない為、部屋から出ることのできないエルサ。その関係は、突然の両親の死によって家族が二人っきりになってしまった後も、変わりませんでした。
時は流れて３年後。成人したエルサの戴冠式が行われることになり、長年閉ざされていた門が開かれることになりました。巨大な魔法の力をコントロールできないでいるエルサは、この一日を乗り切れば大丈夫だと自分に言い聞かせます。一方のアナは、外の世界に触れられることを喜び、素敵な出会いを夢見ます。そして、隣国の王子であるハンス王子と出会い、結婚の約束をします。なんとか、戴冠式を乗り切ったエルサはパーティーでアナと話をしますが、アナからハンス王子との結婚の話を切り出されて口論になり、気持ちを抑えきれなくなって民衆の前で魔法を使ってしまいます。それが原因でアレンデール王国は冬になってしまい、自分がエルサを怒らせたのが原因だと責任を感じるアナは、国を、姉を救うため、山男のクリストフや心優しい雪だるまのオラフと共に雪山へ向かいます。
果たしてアレンデール王国を救うことはできるのでしょうか。
アナはエルサを救うことはできるのでしょうか。
そして、＜真実の愛＞とは一体・・・。
キャスト
アナ（クリステン・ベル/神田沙也加）
アレンデール王国の第二王女。天真爛漫でエルサとアレンデール王国を救おうと一人で雪山に向かうなど勇敢な一面がある一方で、出会ったその日に結婚の約束をするという世間知らずな一面も。アナはエルサとアレンデール王国を救うことができるのでしょうか・・・。
エルサ（イディナ・メンゼル/松たか子）
アレンデール王国の第一王女で王位継承者。本当は心優しく、妹のアナを大切に思っています。自分の魔法でアナを傷つけた過去から人目を避けておびえて生きてきましたが、ありのままに生きることの喜びを知り、一人で生きることを選択しますが・・・。
オラフ（ジョシュ・ギャッド/ピエール瀧）
エルサが作り出した魔法の雪だるま。陽気な性格で、雪だるまなのに夏を夢見ていたりと少し抜けているところのある愛くるしいキャラクターですが、溶けるのを恐れずアナのために火のそばを離れないなど勇敢な一面も。
クリストフ・ビョルグマン（ジョナサン・グロフ/原慎一郎）
出典：https://4meee.com/articles/view/585724
幼いころトロールに拾われてトロールに育てられました。スヴェンと共に氷を切って運ぶ仕事をしており、雪山の山小屋でアナと出会います。面倒見のいい性格で、アナのことをほっとけずエルサのところまで案内する役をかってでます。
スヴェン
出典：https://kids.disney.co.jp/character/sven.html
クリストフと兄弟のように育ったトナカイ。ニンジンが大好物でオラフの鼻のニンジンをいつも狙っています。クリストフに素直になるよう促すなど、クリストフの良き理解者でもあります。
ハンス・ウェスタ―ガード（サンティノ・フォンタナ/津田英佑）
出典：https://www.cinemacafe.net/article/2015/05/27/31498.html
サザンアイルズ王国の王子で１３人兄弟の末っ子。エルサの戴冠式に出席するためアレンデールに滞在していた。そこでアナと出会って結婚の口約束をし、アナが不在の際はアレンデール王国を任された。彼がアナの運命の相手なのか・・・。
見どころ
「生まれてはじめて」
この曲ではエルサの不安とアナの期待という対照的な二人の気持ちが分かりやすく表現されています。
「レット・イット・ゴー」
アナと雪の女王と言えばこの曲ですね。この曲では、今までの不安から解放されて自由になったエルサが生き生きと描かれています。
「あこがれの夏」
この曲では、オラフの夏に対する強い憧れが表現されています。雪だるまだから溶けてしまいそうなのにと思う事がたくさんあり、オラフのおちゃめな一面が描かれています。
この他にもまだまだ曲が使われていますので、歌詞にも注意しながら観てみてください。よりいっそうこの映画を楽しめると思います！！
感想
この作品では真実の愛が描かれており、愛にはたくさんの形があることを教えてくれます。そのどれもが素晴らしく、大切なものだと気づかせてくれます。
素敵なキャラクターがたくさん出てくるこの作品ですが、おすすめはやっぱりオラフです！！彼は、自分が溶けることを承知でアナを守ろうとします。そのときの言葉が「アナのためなら溶けてもいいよ」。いつもはどこかぬけているオラフですが、いざというときは、大好きなアナのために諦めず頑張るオラフがとても素敵です。これもオラフのアナに対する一つの愛の形なのではないでしょうか。
皆さんも是非ご覧になってお気に入りのキャラクターを見つけてみてはいかがでしょうか。
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最後までお付合いいただきありがとうございました。
