漫画家・東村アキコの作品を、のんこと能年玲奈主演で映画実写化。相手役には今やテレビや映画で引っ張りだこの菅田将暉が出演。しかも、女装男子!?主演ののん以外にも、多数の有名女優・モデル・女芸人がオタク女子として体を張った演技を観せています。また、菅田将暉のお兄さん役として長谷川博己も出演。笑いあり、涙ありの、超がつくほど面白いラブコメディー映画です!!
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あらすじ
お洒落な街、渋谷を挙動不審に歩く地味な格好をした女の子、倉下月海(つきみ)は大のクラゲ好きでクラゲオタク。彼女は渋谷PARCOで開催されているクラゲ展を観に行こうと必死に目的地に向かうが、”お洒落人間”(お洒落な格好をしている人)に囲まれ、その場から逃げ出す。そして、月海は自分が暮らす天水館へと戻っていった。
天水館は男子禁制。住人は月海を含め6人が住んでおり、全員がそれぞれの好きな分野を極めたオタク集団。住人1の”まやや”は「三国志オタク」、住人2の”ばんばさん”は「鉄道オタク」、住人3の”千絵子”は「和物オタク」、住人4の”ジジ様”は「 枯れ専オタク」。そして、天水館の主であり売れっ子BL漫画家の”目白先生”。彼女たちは「男を必要としない人生」を掲げており、全員独身、彼氏なし。自ら自分たちを「尼ーず」と呼んでいる。また彼女たちは親の仕送りと、目白先生の簡単なアシスタント料で生計をたてており、いわゆる”ニート”の集団でもあります。
月海はイラストレーターを目指して鹿児島から上京して半年が経つ。天水館で毎日楽しく暮らしているが、たまに寂しくなる時がある。そんな時は近くのペットショップに飼育してある、”クララ”と勝手に名付けたタコクラゲを観に来て癒されていました。しかしある日、クララの水槽にタコクラゲと相性の悪い水クラゲが一緒に飼育されていました。それを見つけた月海は大事なクララが死んでしまうと苦手な男お洒落人間の店員に意を決して言いに行きます。案の定、猛烈な勢いの月海に脅えた店員は月海を追い返そうとしもみ合いになり、月海は突き飛ばされます。そこに、1人の美少女が立っていて、一部始終を見ていた彼女は必死な月海とクララを救いました。
翌朝、救われたクララと横に誰かが寝ていることに気づく月海。「あぁ、そっか。この人泊まったんだ。」と起き上がるが、そこにいたのは昨日の美女ではなく、パンツ一枚姿の美男子だったのです。その美男子は”蔵之介”という女装が趣味の男子学生。彼は天水館の近くに住む政治家・鯉淵慶一郎の次男坊であった。蔵之介は天水館のレトロな雰囲気とそこに住むオタク集団に、今まで自分が付き合ってきた周りと、全く違う世界に魅力を感じていました。そして、男子禁制に気が気でない月海をよそに、女装して男とバレないように気を遣いながらも頻繁に天水館に遊びにくるようになります。
そんな自由奔放な蔵之介に呆れる兄・修は政治家である父の後継として真面目で献身的である一方、真面目すぎるが故に30歳過ぎで童貞という。ある日、蔵之介は月海を自宅で大改造します。大暴れする月海と兄・修はそこで出会い、修はお洒落した月海に一目惚れをします。その後、月海も修のことが気になりだし、初恋に落ちます。二人の恋の行方は、、、、。
一方、天水館は大ピンチにさらされます。父・鯉淵慶一郎が進める再開発が本格的に始動し、天水館も再開発区域に指定され、デベロッパーの女狐・稲荷が立ち退き勧告をしにやってきます。天水館の住人達は住む場所を追われる大危機であるにも関わらず、悠長に構えています。そんな姿に見るに見かねた蔵之介は天水館を買い取る大作戦を考えます。
果たして、月海達は自分達の城である天水館を守りきることはできるのでしょうか。
キャスト
倉下月海:のん(本名:能年玲奈)
出典:https://curazy.com/archives/143616
2013年4月NHK朝の連続小説「あまちゃん」で一躍有名になった彼女は,2016年7月より芸名を能年玲奈から”のん”に変更しています。カッパ口がチャームポイントの彼女ですが、今作ではオタク役ということで、見事なシンデレラガールを演じきっています。
鯉淵蔵之介:菅田将暉
出典:http://best-times.jp/articles/-/6049
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストがきっかけで芸能界デビュー。仮面ライダーシリーズに出演し、今や年間9本の映画・ドラマやCMに出演するなど引っ張りだこの俳優さんです。今作では女装が趣味の男子学生役ということで、限りなく女性に近い体型にするために、体重をかなり落としての出演だったのだとか。思わず見入ってしまう、めちゃくちゃ可愛い菅田くんの女装も見所です。
鯉淵修:長谷川博己
出典:https://twitter.com/hasegawa_h_bot
2010年NHKドラマ「セカンドバージン」に出演し注目され、2011年ドラマ「鈴木先生」で民放ドラマ初出演し、続いてドラマ「家政婦のミタ」で一躍有名となる。愛称は”ハセヒロ”で、”しょう油顏イケメン俳優”の一人としても有名。今作では真面目だけどちょっとお間抜けな童貞お兄さん役で笑いもありな役どころです。
ばんばさん:池脇千鶴
出典:https://芸能人の現在特集.com/2018/05/03/post-1030/
「三井のリハウス」のCM少女・”リハウスガール”として芸能界デビュー。その後も数多くのCM、ドラマ、映画に出演。2014年上映された映画「そこのみにて光輝く」で、菅田将暉とは姉弟役として共演しています。いつもかわいく清純な役をやるイメージの彼女なので、正直ばんばさんが彼女だと最初は全く気づかなっかたくらいの演技力です!!
まやや:太田莉菜
出典:http://www.anore.co.jp/rina_ohta/
雑誌「ニコル」の読者モデル としてデビュー。その後、モデル、女優活動と幅広く活動。CM・江崎グリコ「ウオーターリングガム」では真っ赤な口紅に巻き舌で「ウォーターリング」とかます姿はかっこいいです。旦那さんはあの有名な松田龍平。今作では前髪で顔がほぼ隠れていてまったくわかりませんが、モデルウォークは圧巻です。
ジジ様:篠原ともえ
出典:https://wezz-y.com/archives/54634
”しのらー”こと篠原ともえはデビュー当時は個性的なファッションとダミ声での奇抜なキャラクターで一気に大ブレーク。その後は大人っぽく落ち着いた雰囲気にイメージチェンジして、綺麗さに磨きをかけてる女優さんとなりました。今作ではおじさん好きのオタク役をやっており、カツラとメガネで本人とわかりにくく大変身しております。
千絵子:馬場園梓
出典:http://no-pro.net/entertainment/1384/
よしもとのお笑いコンビ・アジアンの一人。「よしもとべっぴん・ぶちゃいくコンテスト」の「べっぴん部門」で3年間1位を獲得し、殿堂入りするほどのキャラクター。最近ではお笑い・バラエティーだけでなく、ドラマや映画でも多数出演しています。今作では和物オタク役を演じており、そのふくよかな容姿とともに、どっしりとしている存在感がたまらないです。
鯉淵慶一郎:平泉成
出典:https://talent.thetv.jp/person/0000001124/
政治家でなおかつお父さん役といったらこの人!といってもイイでしょう!!この風貌が物語っています。修と蔵之介のお父さん役として、怖い父親でもあり、息子想いのお父さんでもあります。でもやっぱり政治家として卑しいところもあって、最後にはギャフンと言わされちゃうとこもこの人ならという感じですね!
花森よしお:速水もこみち
出典:https://www.c-c-j.com/course/products/dream/mocomichi/
2003年ドラマ「逮捕しちゃうぞ」で俳優デビューし、2005年ドラマ「ごくせん」でブレークした速水もこみち。現在では、「MOCO’Sキッチン」で料理の腕も披露しています。最近の映画・ドラマではイケメン俳優路線だけでなく、ちょっと変なキャラクターにも多く挑戦しており、今作では蔵之介の兄・修の幼馴染であり、鯉淵家の運転手を演じています。ベンツをこよなく愛する、ベンツオタクの一面ももっているという面白いキャラクターです。
稲荷翔子:片瀬那奈
出典:https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/maidon/17-00006
1999年に女性雑誌「JJ」の専属モデルを開始し、同年3月にドラマ「美少女H2」に主演し女優デビュー。パーフェクトなスタイルと綺麗な顔立ちで、美人OL役などをやるイメージが強かった彼女。ドラマ「闇金ウシジマくん」では借金取りの役をやったり、テレビニュース「シューイチ」では司会者を務めるなど多才な面を見せています。今作でも女狐・稲荷として絶大な悪女っぷりを面白可笑しく演じています。
人物相関図
出典:https://kotoko18.com/kotokoko-16270
蔵之介の女装ファッション
今回の見所の一つとして、菅田将暉演じる蔵之介の女装姿を一部ご紹介したいと思います。なんといっても、この変貌ぶりがすごい!!めちゃくちゃ可愛くて思わず見入ってしまうほどです。
上の写真がBefore After。この時は女性らしい体型を目指すためにかなり体重を減量したそうで、すらっとした足はモデル並みのスタイルですね!!
こちらは、この映画の醍醐味の衣装でもあります。クラゲをモチーフにした青いドレス。本当素敵ですね!
最後に、天水館の住人と蔵之介の集合写真。とっても華やかでいい写真ですね。ここに女装した蔵之介がいてもまったく違和感の無さが逆にすごいです。
感想
この映画を観ての感想は、率直にとても面白い映画だったと素直に言える作品です。はじめはオタクを演じる女優陣の演技が凄すぎてちょっと引いてしまいましたが、、、笑。
でも、世の中のお洒落人間に対して自分を低く見ているオタク女子たちが、蔵之介というとってもパワフルでポジティブな仲間想いの存在によってみんなが変わっていく姿が、観てるこっちもハラハラドキドキしながらも元気つけられます。
なにより、共演者たちがとっても楽しそう!という雰囲気が映画から伝わってくるのがとてもいいですね。最後のエンドロールにはNGシーンもあったりと、微笑ましいところが満載です。大いに笑って泣いてスカッとしたい!そんなあなたに是非オススメの映画です。是非、ご覧になってみてください。
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