出典:https://www.amazon.co.jp/デトロイト・メタル・シティ-スペシャル・エディション-DVD-松山ケンイチ/dp/B0016H39GS
2005年から2010年まで連載された若杉公徳によるギャグ漫画を原作として、実写映画化。当時は漫画共々ものすごい人気を得ていた作品の一つです。またメタル界での大御所”KISS”のジーン・シモンズもゲスト出演し、主演の松ケンこと松山ケンイチさんの変貌ぶりも見所です!!笑ってスカッとしたい人にはオススメの一作です。
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あらすじ
カヒミ・カリィや小沢健二のようなおしゃれポップミュージックをこよなく愛する音楽青年・根岸崇一は、大学進学に伴って大分の田舎町から上京してきた。彼の夢はおしゃれな東京で、おしゃれな部屋に住み、おしゃれな毎日を過ごすことだった。そして、「NO MUSIC NO DREAM」と掲げ、自分の音楽で人々に夢を与えられる、おしゃれなポップミュージシャンになりたいという夢を叶えるため、大学卒業後にレコード会社・デスレコーズのオーディションを受け、契約することとなった。
しかし、大学を卒業しておしゃれポップミュージシャンになるはずだった根岸は、それとは全く正反対の悪魔系デスメタルバンド、”D.M.C”こと”デトロイト・メタル・シティ”を結成させられた。そして、そのギター・ボーカル「ヨハネ・クラウザーⅡ世」として奇抜なメイクと衣装でカリスマ的存在としてファンから崇められていた。D.M.Cのメンバーは、趣味も性格もまったく違う三人で、女鬼社長によって集められた。根岸は何度も鬼社長に自分が作曲したポップミュージックを聴かせるが却下させられてしまい、なんで大嫌いなデスメタルをやらなきゃいけないのか日々後悔していた。
そんなある日、ニューシングルのイベントのためにやってきたレコード店で、大学時代に同じサークルにいた相川由利にバッタリ遭遇する。根岸は彼女にずっと心を寄せていたが、相川さんはD.M.Cが大嫌いということを知り、自分がクラウザーであることを必死に隠すこととなった。根岸は相川さんとお茶をすることになるが、D.M.Cのイベントと行き来をし、大失態をしてしまう。すっかり相川さんに嫌われてしまったかと思った根岸だが、相川さんから再度誘いを受けてデートすることになった。
そして、根岸が憧れていたおしゃれなお店で相川さんとお茶をしていたら、おしゃれカリスマ四天王の一人・アサトヒデタカに出会う。雑誌編集者である相川さんはアサトの知り合いであり、ミュージシャンを目指している根岸を紹介する。そして、早速演奏をさせてもらえることとなったが、「お遊戯的なことなら外でやってくれない」とアサトに止められてしまう。相川さんの前で恥をかいた根岸はその場を去っていったが、帰宅した彼のもとにやってきたのはあの鬼社長だった。そして、部屋中をめちゃくちゃにされ、さらにとんでもない姿を相川さんに見られ、身も心もズタボロになった根岸は恨み、憎しみの念を込めて新曲を描き上げた。その後、D.M.Cの人気は根岸の気持ちと正反対にどんどん人気が上昇し、インディーズ戦国を巻き起こす。そして世界的に有名なメタル界の帝王、ジャック・イル・ダークが引退を表明し、引退前に世界中のメタルバンドを潰すと宣言し、D.M.Cの名前をあげ、宣戦布告をした。
一方、街中で路上ライブをしていた根岸は、雰囲気のいいバンドをたまたま見つけると、そのボーカルは大学の後輩だったことに気づく。そして、そこにはずっと音信不通だった相川さんの姿もあり、後輩のバンドの取材中だった。そこで相川さんはアサトに遊園地に誘われていることを根岸に伝えるが、根岸は嫉妬しながらも引き止めなかった。そんな根岸に対して不服そうな相川さん。二人の間はギクシャクしたままだった。
果たして、根岸と相川さんの関係の進展はどうなるのか。そして、ジャック・イル・ダーク VS D.M.Cの勝敗はいかに!?
キャスト
根岸崇一/ヨハネ・クラウザーⅡ世:松山ケンイチ
ホリプロ男性オーディションでグランプリを受賞し2001年にPARCOのキャンペーンモデルとしてモデルデビュー。その後2002年にテレビドラマ「ごくせん」で俳優デビューを果たしています。役柄によって外見をも自由自在に変貌させるなどの、ストイックな実力派俳優さんです。今作では、おかっぱ頭で貧弱な青年が、一変してデスメタルのカリスマに変身する姿は凄すぎます。
左がヨハネ・クラウザーⅡ世、右が根岸です。この変貌ぶりすごいです。
相川由利:加藤ローサ
母親が日本人、父親がイタリア人のハーフでファッションモデルとしてデビュー。2004年に出演したCM「ゼクシィ」で一躍注目を集め、ドラマや映画などにも出演。今作でも、ヒロイン役で出演。かわいいおしゃれな女の子役を演じています。
デスレコーズ社長:松雪泰子
雑誌「MEN’S NON-NO」のオーディション「第1回メンズノンノ・ガールフレンズ」に選ばれ、1991年にテレビドラマに出演し女優デビュー。1993年テレビドラマ「白鳥麗子でございます」で主演を果たし、強烈なキャラクターで大注目を浴び女優としての地位を確立。年齢を感じさせない美貌を併せ持つ実力派女優。今作でも、強烈なキャラクターの鬼社長を演じており、こんなぶっとんだ松雪さんを観れるのはこの映画唯一ではなかろうか。。。。
この美しい人がまさかの舌でタバコを消す!?とびっくりするほどの姿です。
和田真幸/アレキサンダー・ジャキ:細田よしひこ
2004年にNTT東日本のCMにてタレントデビュー。その後2007年にテレビドラマ「ライフ」でいじめ役として出演している。個性的な役柄をこなし、今作でもD.M.Cのベーシストとして存在感を出しています。
普段はくねくねしてるけど、ライブ中はカッコよくキメてます!
西田照道/カミュ:秋山竜次(ロバート)
よしもとクリエーティブ・エイジェンシーに所属し、お笑いトリオのロバートの一人。独特なキャラクターをもち、様々なクリエイター特集ネタを手がけるなどの人気を集めているお笑い芸人の一人です。今作では、D.M.Cのドラマーで変態のオタク役を演じています。セリフはほとんど「ブルマ」しか言いません。。。
D.M.C MUSIC!!
デトロイト・メタル・シティの音楽は、いくらギャグ漫画とはいえど舐めてはいけません。本格的なデスメタルサウンドで、結構かっこいい!!なんと、主題歌でもある「SATUGAI」は、日本のロックバンドOblivion Dust、VAMPSのギターリストのK.A.Zが手がけています。映画内で流れる「恨みはらさでおくべきか」も彼の作曲であるそう。
ちなみに、根岸崇一が歌っている「甘い恋人」の作曲はカジヒデキで、映画にもゲスト出演しています。
感想
私はもともと原作の漫画を読んでいたので、当時実写化されるときはどんな仕上がりかワクワクでもあり不安でもありました。なぜなら、音楽系の漫画で結構残念な形で終わるのが、曲がカッコ悪かったり、イメージと全然違ったりするからです。
でも今作は、原作のイメージもストーリーの繋がりも崩さず、音楽もかっこいいのでD.M.Cのメンバーがギャグなキャラクターだったとしても演奏してるシーンは食い入って観てしまいます。
また、鬼社長にあんなにやられながらもめげない根岸君をみていると、元気になれるし、変貌したクラウザーさんをみているとスカッとします。ストレス発散にはもってこいの映画かもしれませんね。
是非、ご覧になってみてください。
最後までお付合いいただきありがとうございました。
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